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「四柱推命学」 基本
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前頁に引き続き四柱推命学 “入門講座” 「基礎編」の解説を加えていきます。

前ページでは「十干・十二支」のうち「十天干」の性能とその働きを中心に理解を進めてまいりましたが、本ページとなる「基礎編」 “その 2 ” では「十二地支」をベースにその個有の性情と、さらには地支間同士の働きと作用の基本的な理解をメインに据えて下記 ≪目次≫ に従って順次筆を進める事とします。


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それでは前ページに引き続き順次「十二地支」を中心とした本編の解説を下記 ≪目次≫ 欄の項目に従って説明を加えて参ります。


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地支(十二地支)    
  (1) 十二地支の五行の配当   (6) 地支七冲(ちゅう)
  (2) 十二支の性能   (7) 地支刑(三刑・自刑)
  (3) 地支方合   (8) 地支六害
  (4) 地支三合   (9) 地支破
  (5) 地支六合(支合)   (10) 地支活用総論
           
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      50 音別で 専門用語の索引 が出来ます

上記 ≪目次≫ 案内とは別に、本サイト内に収められた「四柱推命学」シリーズで使用されている用語集を改めて統括し、“50音別” に分類したものを下記文字列をクリックすることで個々に索引することができるように手配しました。
(あわ)せてご利用下さい。

四柱推命学「基礎編」 シリーズ 内

項目 並びに 専門用語の
50音別 索引 一覧表 に



前ページに引き続いて「基礎編」の解説を、以下に掲げた「十二地支」の説明を中心に順次その働きを詳しく述べてまいります。

四柱推命学における十二支の役割りとは、十二支同士の勝ち負けや団結する働きもさることながら第一義的には十天干との組み合わせで生じる天干そのものの旺衰・強弱を測る物差しとしての地支各々が有する別の役割りであろう。

すなわち、天干を樹木に例えれば・・・ 実際に干
(かん)は樹木の幹(かん)に通じて「幹(みき)」の意を含むものでもある・・・ よって地支はその樹木の「根」であって、幸いにして根が深ければその幹は強固であるが、逆に根が浅ければたまたま強風来たればたちまちにして樹木は倒木の憂(う)き目にあうのである。

こうした天干と地支との旺衰関係を表わした物指しとしての代名詞が後述するところの「十二運星」が担うことになるのですが、本ページでは十干の解説に次いで先に十二支そのものの働きを順を追って解説していくこととします。




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 地支(十二支(じゅうにし)
天干は天の五行廻(めぐ)りて気象となし、すなわち気であって形なきものと定義するのであり、これに対して地支は地の五行として区分され、五行それぞれの天の気を受けて形体・物質を生成なすものとみなし、すなわちこれを形あるものとするのである。

故に十二支は地に質
(かたど)って地支と言い、地支とは「子(ね)」「丑(うし)」「寅(とら)」「卯(う)」「辰(たつ)」「巳(み)」「午(うま)」「未(ひつじ)」「申(さる)」「酉(とり)」「戌(いぬ)」「亥(い)」の十二個の文字で表わされ、大地における春夏秋冬の季節の移ろいや、日々の時間経過を示すと同時に東西南北それぞれの方位も司るのです。


 (1)十二地支の五行の配当


十二支にも天干と同じように陰陽の別と五行の所属があり、陽の地支六支と、陰の地支六支、合計十二支にそれぞれ五行が配当され、以下それを示します。

  陽支  (とら) (うま) (たつ)(いぬ) (さる) (ね)
    (木) (火) (土) (金) (水)
  陰支 (う) (み) (うし)(ひつじ) (とり) (い)

このように地の「質」として地支が配当され、それぞれに陰陽・五行が附されて十二地支が構成されているのである。


 (2)十二支の性能


十二支は地球の四時である一年の気候を司どり、それは一年「春・夏・秋・冬」1月~12月に至る四季の移りが投影された代名詞の役割を果たすと同時に、さらには一日の時刻の推移と、併せて東・西・南・北の方位である位置設定も機能され、地上における日常生活に密着した便利な指標の役割りを担うものでもあります。

次にこれら十二地支が表現するところの十二カ月を表わす月盤図と、東西南北を指し示す方位盤図、並びに一日の時間推移を表わした時刻盤図の三図を下段に図示し、説明を加えていきます。

なお、十二支配当図はいずれも一つの支が占める割合を30度とし、これが十二支集まりて360度の円を成すのであり、九星方位学における割合比率とは異なることを一言付記しておきます。


十二支月盤図

上図は1月(丑)~12月(子)までの12地支と各月との配当図です。

十二支方位盤図

上図は東西南北の方位を12地支に割り振った配当図です。

十二支時刻盤図




 
左図は1日24時間を12地支に割り振った配当図です。

子刻でいえば前日23時から翌1時までの2時間を「子の刻」として配当され、子・丑~戌・亥に到る各刻がこのように2時間ずつに配当されるのです。

このように十二地支は色々な機能を有して日常生活の中にとけ込んでいるのであり、時間の区切りから始まって月々の区切りを支配し、毎年の歳(とし)の移り変わりをも区分すると同時に、東西南北の方位も司っているのです。

なお、一月から十二月までの各月の区切りは現在一般に理解されている各月一日をもって月替わりのスタートとする太陽暦カレンダーとは異なり、旧暦における二十四節気の順序に基づいて各月の範囲を定義しております。

二十四節気の説明については本「基礎編」シリーズ “その4 ” の中で「二十四節気一覧表」として掲載しておりますので詳しくは以下の文字列をクリックしてページを開き、そちらでご確認下さい。

  「二十四節気」一覧表を見る

これより基本的な十二地支各々が所属する特有の働きと性情を、子~亥に亘って順に解説することとします。



 子の性情

 
(ね)

子は(シ)と音して孳
(じ)に通じ、万物孳生(じせい)して・・・成長繁殖するの意・・・若き命が成長・生育するの義なり。
この月は二十四節気で云うところの12月初旬「大雪」より~1月「小寒」までを子月とし、時間は午後11時から翌日の午前1時までの2時間を子の刻とします。
方角は北に位して五行は陽の水に属し、子の蔵干は初気に壬、正気に癸を蔵す。

 丑の性情

 
(うし)

丑は(チュウ)と音して寒気いまだ紐結(ちゅうけつ)して・・・しばられるの意・・・寒き義となります。
1月「小寒」より~2月「立春」までを丑の月節とし、時間は午前1時から午前3時までの2時間を司ります。
方角は北北東に位して五行は陰の土に属し、初気に癸、中気に辛、正気に己の3干を蔵します。

 寅の性情

 
(とら)

寅は(イン)と音して真っ直ぐな矢を会意とし、万物伸びひろがるの義。
月は2月「立春」より~3月「啓蟄
(けいちつ)」までを寅の月節とし、時間は午前3時から午前5時までの2時間を司ります。
方角は東北東に位して五行は陽の木に属し、蔵干分野は初気に戊、中気に丙、正気に甲の3干を蔵す。

 卯の性情
  (う)

卯は(ボウ)と音して肉を切り開くの会意があり、万物土を切り開いて萌え出(いず)るの義。
3月「啓蟄」より~4月「清明」までを卯の月節とし、時間は午前5時より午前7時までの2時間を司ります。
方角は東に位して五行は陰の木に属し、蔵干には初気に甲、正気に乙の2干を蔵します。

 辰の性情

 
(たつ)

辰は(シン・ジン)と音して震に通じ、春雷轟(とどろ)きわたるの意で、万物震(ふる)いて動き出すの義なり。
4月「清明」より~5月「立夏」までを辰の月節とし、時間は午前7時より午前9時までの2時間を司ります。
方角は東南東に位して五行は陽の土に属し、蔵干には初気に乙、中気に癸、正気に戊の3干を蔵す。

 巳の性情

 
(み)

巳は(シ)と音して万物起こりて既に定まるの義。
5月「立夏」より~6月「芒種
(ぼうしゅ)」までを巳の月節とし、時間は午前9時より午前11時までの2時間を司ります。
方角は南南東に位して五行は陰の火に属し、蔵干は初気に戊、中気に庚、正気に丙の3干を蔵します。

 午の性情

 
(うま)

午は(ゴ)と音して忤(ご)、すなわちさからうの意に通じ、進気は頂点となるも陰陽が交替して進気から退気に変わるの義。
月は6月「芒種」より~7月「小暑」までを月節とし、時間は午前11時から午後1時までの2時間を司る。
方角は南に位して五行は陽の火に属し、蔵干には初気に丙、中気に己、正気に丁の3干を蔵します。

 未の性情
 
(ひつじ)

未は(ビ)と音して小枝が繁るの意で、日中既に過ぎるも未だ陽射し衰えぬの義。
月は7月「小暑」より~8月「立秋」までの1ヶ月とし、時間は午後1時から午後3時までの2時間を司る。
方角は南南西に位して五行は陰の土に属し、蔵干は初気に丁、中気に乙、正気に己の3干を蔵す。

 申の性情

 
(さる)

申は(シン)と音して伸に通じ伸びるの意で、陰が進んで葉は落ちるも実は結実して成るの義。
月は8月「立秋」より~9月「白露」までを月節とし、時間は午後3時から午後5時までの2時間を司ります。
方角は西南西に位して五行は陽の金に属し、蔵干は初気に戊、中気に壬、正気に庚の3干を蔵す。

 酉の性情

 
(とり)

酉は(ユウ)と音して大壷に酒が満たされる会意となり、陽気は西の地平線上に退き万物ことごとく収蔵するの義。
月は9月「白露」より~10月「寒露」までを酉の月節とし、時間は午後5時から午後7時までの2時間を司ります。
方角は西に位して五行は陰の金に属し、蔵干は初気に庚、正気に辛の2干を蔵す。

 戌の性情

 
(いぬ)

戌は(ジュツ)と音して陽気は地中に入り、万物は収束して土に帰るの義。
月は10月「寒露」より~11月「立冬」までを月節とし、時間は午後7時から午後9時までの2時間を司る。
方角は西北西に位して五行は陽の土に属し、蔵干は初気に辛、中気に丁、正気に戊の3干を蔵す。

 亥の性情

 
(い)

亥は(ガイ)と音して「もと」の意から核に通じ、百果五穀は収蔵され、万物が次の種となる義。
月は11月「立冬」より~12月「大雪」までの1ヶ月を月節とし、時間は午後9時から午後11時までの2時間を司る。
方角は北北西に位して五行は陰の水に属し、蔵干は初気に戊、中気に甲、正気に壬の3干を蔵します。


十二支それぞれが持つ基本的な性情を個別に列記しましたが、これよりは十二支同士の働き、すなわち作用を順次解説いたします。

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 (3)地支方合

地支方合盤図





(1)月支に連なって寅・卯・辰の三字 全きは東方木合。

(2)月支に連なって巳・午・未の三字 全きは南方火合。

(3)月支に連なって申・酉・戌の三字 全きは西方金合。

(4)月支に連なって亥・子・丑の三字 全きは北方水合。


方合は上図のように
東・西・南・北の内のいずれか一方の地支が三支揃った場合に成立するもので、上記四つがこれに該当する事になる。

方合の構成には必ずしも地支が順序良く並ぶ必要はないが、月支に卯・午・酉・子の
“四旺” をいただいて連ねた方合を最強とみなし、同じく月支に寅・巳・申・亥の “四生” を挟む場合がこれに準じ、月支に辰・未・戌・丑の “四墓” は力量がさらに劣り、月支に連ねない場合は結果的に他支を間に挟むことにもなり、方合としての団結力は弱いと見るのです。

次に地支が三合して局をなす場合の解説に入ります。



 (4)地支三合

地支三合盤図





(1)亥・卯・未は三合団結して木局を結び乙に変化する。

(2)寅・午・戌は三合団結して火局を結び丙に変化する。

(3)巳・酉・丑は三合団結して金局を結び辛に変化する。

(4)申・子・辰は三合団結して水局を結び壬に変化する。

地支三合して局を結ぶとは「木・火・金・水」の四行の「十二運星」を配当した場合、後述するところの「長生(ちょうぜい)」、「帝旺(ていおう)」、「墓(ぼ)」に当たる地支が三支揃うことで団結し、帝旺の星の五行に変化して強力なピラミッドパワーを発揮する状態を云うもので、すなわち「長生」が始めとなり、その勢いが頂点を極めて「帝旺」となり、最後は「墓」となって終わりを全うする形を三合に具現したものであります。

三合も方合と同じように月支に帝旺の支を戴
(いただ)くときが力量最も強大で、次に長生、さらに墓と続き、月支に連ねない三合は団結するとも力量は劣ると見るのです。
方合、三合共に三支揃えばその五行は強大であり、吉凶・善悪の発現も極端に傾くことを免れ得ないです。


 (5)地支六合(支合)

地支六合盤図



陽支   陰支


= 支合 =

= 支合 =
= 支合 =
= 支合 =
= 支合 =
= 支合 =

十二支を天地に配して天の十二支は時計回りと反対の左回りに子・丑・寅~戌・亥と旋(めぐ)るとし、地の十二支は通常通り時計と同じ右回りに子~亥を旋(めぐ)らせて各々配することで上図のように天地の間で陽支と陰支が合するとしたもので、1月丑から12月子に至る各月の月将がこれにあたります。

すなわち月将は各月の支合にあたる支をもって称するものであり、十二支が支合してカップルとなる事で六組のカップルが成立することから地支六合と呼称されており、支合は合体して団結力たかまるとし、和合作用を重用して人間関係は通常より円満性が有るとします。

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 (6)地支七冲
(ちゅう)

地支七冲盤図 




   午
 ←  未
 ←  申
 ←  酉
 ←  戌
   亥

七冲(ちゅう)とは、上図に示すとうりそれぞれが七位を隔てた対向となる支との冲撃、剋戦を採ったもので、いわゆる天干七殺の剋戦と同じで、陽は陽同士、陰は陰同士で五行も木・火・金・水は相剋七冲となる十二支での敵対関係を構成しており、互いが剋戦・冲撃することでエネルギーを費やす羽目となり、結果として冲散して効力が変化し、吉は吉が散じて凶に、逆に凶は分散して吉に変動する作用があると看做(みな)されるのです。

「丑・未」、「辰・戌」の土は五行が「土」同士の朋冲
(ほうちゅう)関係となりますが、それでもそれぞれの蔵干同士は剋戦となるのです。
ただし土の地支は収蔵庫の意味があり、冲することで収蔵された庫の鍵が開くとし、かえって吉意の作用として判断される場合も多いです。

いずれにしても冲は散ずるで、吉凶共に不安・動揺、移転・移動等の動きの中で発現する作用を意味し、ある種騒がしさが吉凶を分けていくとも云える。


 (7)地支刑(三刑・自刑)


 地支三刑とは
  第一刑  勢いを恃(たの)むの刑   寅は巳を刑し、巳は申を刑して「勢いを恃む刑」となる。
  第二刑  恩なきの刑   丑は戌を刑し、戌は未を刑して「恩なきの刑」となる。
  第三刑  礼なきの刑   子は卯を刑し、卯は子を刑して「礼なきの刑」となる。

三刑は古来より巷間
(こうかん)云い伝えられている「四惑(しわく)・十悪(じゅうあく)」のことでもあり、十二支順行の四位目を「四惑」と称し、逆行して十位を「十悪」というのです。

すなわち上表より子は卯を刑するのですが、同時に子から順行して~丑~寅~卯と進んで卯は四つ目となり、これをもって「四惑」と名称し、同じように卯は子を刑して卯より子は子から逆行して~亥~戌~酉~申~未~午~巳~辰~卯と十位を数えるを「十悪」と称するのである。

上記のように三刑には「恩なきの刑・勢いを恃む刑・礼なきの刑」とあるが、さらに辰・午・酉・亥は同じ支が二字並ぶときは別に「自刑」と称し、以下それを示します。

 自刑とは
  辰=辰   辰は三合水の墓庫であり、再び辰に逢うときは水は分を過ぎて自ら刑します。
  午=午   午は火の旺であり、再び午に逢えば火は暴火となって分を過ぎ自らを刑す。
  酉=酉   酉は金の旺であり、再び酉の剛金に逢えば分を越して金は欠けて自らを刑す。
  亥=亥   亥は木の長生であり、再び亥に逢うときは木は分を過ぎて枯れ、自らを刑します。

このように刑の意味するところは古来諸説あるも、要はもの極まって悪気を生じ、相互に戦剋状態となって相
(あい)(いた)む象をとったものであり、その作用も前途七冲よりも軽く、後述害・破よりも重しとし、概略の作用の目安は「 冲>刑>害>破 」の順位で軽重を量ればよいのではないかと判断します。


 (8)地支六害


六害とは地支六合となる支神を冲する支神がこれにあたり、三合、支合は平和・団結の意をとったものであり、これを七冲して邪魔に入る地支をもって「害」と云うのである。
合と冲と害の関係を図に示せば以下の如くとなる。

地支六害盤図

地支「害」「合」「冲」の図    六害表
  (害)   (合)   (冲)    
     酉←(害)→戌
     申←(害)→亥
     未←(害)→子
     午←(害)→丑
     巳←(害)→寅
     辰←(害)→卯

地支六害図の見方は、たとえば上図のように子と丑は支合(六合)して和合するも、丑から見て合する子を冲撃して和合を妨げる午が現れるときは丑から見てこの午が害となる。

さらに一例すれば寅は亥と合するも、その和する相手の亥を冲して邪魔をするする巳が現われれば寅は亥と和合するいとまがなくなり、亥を冲する巳は寅と六害の関係となるのである。


 (9)地支破


破とは地支相互の破壊作用をとったもので、次にそれを示します。

   地 支 相 破 の 関 係
  子←(破)→酉     卯←(破)→午     丑←(破)→辰     巳←(破)→申
  寅←(破)→亥     戌←(破)→未    

破については、たとえば寅=亥、巳=申は支合でもあり、互いが支合の関係でありながら相害でもあると云う二重性に疑問をなげかける者も古来より多く、重要視するにあたらないという見方もあることを付記しておきます。


 (10)地支活用総論


地支には方合、三合、支合の和合・団結して強力となる作用と、七冲、三刑、害、破のように剋戦・敵対して力を散ずる両面の働きがあり、その力関係にも置かれた状況によって地支特有の作用に軽重があるのです。

たとえば、月支に十二運星が帝旺の支を連ねて方合、三合を構成する場合はその五行の力量は最も深くして強大であると判断しますが、月支に帝旺を連ねることの無い三合、方合は強力と雖
(いえど)も力量は前者に比べて劣るのであり、また方合で他支を間に挟んで三支が密着して連なること無ければ合力はさらに弱まるとし、帝旺を含まない三合、方合となれば中心力を失って合力はとるに足らず、単に親しみあるのみ。

また、方合、三合は帝旺の支に五行は変化・集中して強大となるが、支合は五行の変化を採らず、単に平和・円満の結合と見て前者に比して作用は軽いのです。

地支剋戦の場合、七冲が作用最も重く、刑がこれに次ぎ、害は刑より軽く、破にいたってはさらに軽くなるのです。

また冲、刑、害、破の剋戦は近貼
(きんてん)のもの、すなわち近きはその作用は重く、遠隔(えんかく)のものは軽くして影響も僅少(きんしょう)であり、七冲といえども方合・三合を破壊する力はないとみます。


十二支同士の「方合・三合・合」、ならびに「冲・刑・自刑・破・害」のそれぞれの関係は、各項目ごとに詳しく解説をしてきたとおりでありますが、改めてこれらを下表「十二支生剋早見表」にて一覧表示いたしましたので命式を組織するときの参考にして下さい。



十二支 生剋 早見表
 

方合
三合 三合   方合

方合
    三合
  三合  
  方合 方合
三合  
  三合
方合  
方合
  三合   三合
三合  
方合
自刑       三合  
三合
        方合
三合  
三合   方合 自刑
方合
    三合  

  三合   方合
方合
     
三合
三合
三合
刑破
      方合 方合
三合 三合     方合 自刑
方合
 
三合   三合
方合
方合
   
方合 方合
三合     三合     自刑
左表の見方は、上段の十二支と左端の十二支とが交差する枡(ます)の中に示されたものが関係図であります。

例えば上段の子から下に向かって丑が合と方合に当たり、さらに下って卯と逢えば刑、辰と三合、午と冲といった具合になります。

重ねて一例すれば、左端午の段を使えば右に向かって子が冲、丑に逢えば害、寅は三合、卯と破、巳とは方合、同じ午とは自刑となるが如しで、以下これにならって十二支同士の関係を表示したものであります。

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なお本編「基礎編」シリーズとは別にページ冒頭にも申し述べたとおり熱心に運命学を愛好される方、あるいはプロを目指して勉強されている方も含めて “とりあえずしばらくは独学で勉強してみたい” と思っておられる方には最適のプログラムとなる「上級シリーズ」を Web会員専用の「運命学サイト」として設置・運営することでより専門的に勉学・研究できるように便宜を図っております。

これら “Web会員専用「運命学」サイト” のご利用には龍得水発行の「パスワード」が必要となりますのでご覧になりたい方は以下の文字列をクリックしてページを開き、ここで手順等を確認し、
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現在ご覧いただいている本編「基礎編」となる一連の “シリーズ” はあくまで四柱推命学の基本中の基本となる、すなわち本学の “土台” を構成する部分を理解するために龍得水が執筆、編集を進めているものであります。

前ページの「基礎編 (1)」から本ページ「基礎編(2)」、さらには~(3)~(4)編に至るまでを四柱推命学「基礎編 “シリーズ”」として編纂
(へんさん)に及んだものであり、さらに進んで
この「基礎編シリーズ」の解説をご覧になりたい方は最下段に設置したページ移動ボタンをクリックすることで「次のページ (3)~(4)」へと順次に進むことが出来ますので、引き続いてご愛読いただければ本学への理解もより一層深まるものと信じます。



また別に、難解な四柱推命学の基本とも云える各種項目の解説をピックアップして用語化し、これをそれぞれ “50音別に集約” した「字引」ページを用意いたしました。
これら「字引ページ」は以下の文字列をクリックすることで開きますので併
(あわ)せてその時々でご利用いただければ大変便利かと思い設置したものであり自由にご活用下さい。

四柱推命学「基礎編」 シリーズ 内
項目 並びに 専門用語の
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初筆 2010/03/25
最終加筆 2015/01/26


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「基礎編」その 3
六十干支の成立と
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